
日本のものづくり産業を支えている山形県の中小企業。優れた開発や企業努力によって業績を上げている会社、工場がたくさんあります。この度、山形県と財団法人山形県産業技術振興機構等が主催となって、県内の優良企業を見学し、経営者の方々の話を聞くバスツアーが実施されました。参加したのは山形大学工学部の学生20名。目を見張る技術や経営者たちの情熱を目の当たりにし、「働く」ことの本当の意味を知り、新たな自分を発見する、貴重な3泊4日の合宿となりました。
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山形県、(財)山形県産業技術振興機構、山形大学、山形県内陸地域産業活性化協議会が主催となり、東北経済産業局の平成22年度地域企業立地促進等事業補助金によって実施。日本の産業を支える地域産業の経営者等との話の中から、普段の大学生活では味わえない刺激を受けることによって、これまで気がつかなかった自分の中の能力を発掘すると同時に、補わなければならない能力を認識することを促す。また、チームで協力して課題に取り組むという体験によって、社会で必要となるチームで働く力を身につけることを目的とする。本事業では、上記の目的と同時に、県内優良企業の魅力を感じてもらい、未来の山形県の産業を支える担い手を確保することも目論んでいる。
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◆斎藤金型製作所にて工場を見学したとき、仕事が想像以上に創造的かつクリエイティブであることに驚きました。難しい設計通りに作るための金型を作る工夫。品質保持のための工夫。自分で課題を見つけ挑戦する姿勢。こんなにクリエイティブな仕事だとは思っていませんでした。(情報科学科2年 遠藤純平さん)
◆斎藤金型製作所で、「どんな分野に目を付けるかが重要」という言葉が印象に残りました。なぜなら、人と同じ分野に進めばライバルが多くなり、結果を残すことができないと感じたからです。やはり他人と違う視点を常に持つということが大切なことだと思いました。(システム創成工学科1年 熱海礼奈さん)
最上世紀では多くの機械を用いた作業をしている中で、基本として手動の加工がわからないと機械は動かせないと言う考えや、金属を磨く作業は人の手で行っていることから、手作業で行うことの必要性や大切さがよくわかった。(システム創成工学科1年 佐々木登子さん)
◆出羽桜酒造の社長のお話で「ないものねだりではなく、あるもの伸ばし」という加点法の考えが印象に残っています。私は人の尊敬できる点を見て私もそうなりたいと憧れてマネをよくしますが、そうではなく、あの人はあの部分がスゴイ、私は得意なこの部分を伸ばしていこうと言う考えが大事だということに気がつきました。(システム創成工学科1年 竹田奈美さん)
◆これまで工場での油くさい仕事は男のものと考えていたが、マイスターで実際に工場見学してみて、働く女性が多いことに驚いた。仕事場の空気はとても良かった。こんなところで仕事がしたいと思うような職場だった。(物質化学工学科3年 瀬間義大さん)
◆マイスターの三角形の工場には、その形にも理由があり印象に残っている。こういう企業でありながら、職人仕事をやっている人がいて少し意外だった。以前、職人のようなことをやってみたいと考えたこともあってので、自分も働いてみたいと思った。(システム創成工学科1年 五十嵐司さん)
◆高研で「法令遵守」を目標に掲げていたことが印象に残っています。高研は他のどの会社よりも厳格で格式張った雰囲気を感じました。しかし、それは人の命に関わるものを取り扱っているためのものだからと言われ納得しました。働いている人、一人一人が緊張感を持たなければならない職場と思いました。(システム創成工学科1年 熱海礼奈さん)
◆高研の工場内を見学させてもらったときに、出荷する製品をチェックする場所がとても印象に残っています。人の命にも影響を与える製品を作っているので製造の透明性や法令の遵守がすごく重要になってくると思います。それをクリアにする場所だと思い、これなら命を託せる会社だと思いました。(機能高分子工学科3年 小嶋晴彦さん)